フランスパンの焼き方

フランスパンの材料

 

 

フランスパンとは小麦粉と水、塩、酵母だけで作られたパンの総称であり、その形や長さ、大きさなどによって色々な呼び方をされています。

 

 

長さがおよそ70cmほどのフランスパンはバゲットと呼ばれており、一般的に日本においてフランスパンと呼ばれているものは、ほとんどの場合このバゲットのことを指しています。

 

 

フランスパンは非常にシンプルな原料だけで作るため、粉の味がよく分かるパンであると云えます。これはフランスパンに限ったことではありませんが、出来るだけ正確な分量で作ることが上手にパンを焼くポイントとなります。

 

 

フランスパンの場合には専用の粉も市販されているようですが、それが手に入らない場合は強力粉と薄力粉を混ぜて作るのが一般的な方法です。強力粉と薄力粉の比率は2対1から1対1ぐらいが適当なところです。

 

 

水の量は小麦粉の重量に対して70%くらい入れます。使用する水の温度というものも大切な要素であり、室温にもよりますが35~40℃くらいが良いとされています。つまり、水というよりぬるま湯を使った方が良いということです。

 

 

塩は粉の重量に対して2%くらい入れます。そして、ドライイーストつまり酵母は1%くらいが適当な量です。

 

 

フランスパンを作るには、これらの材料だけでも十分なのですが、これに砂糖を少し加えるとさらにもっちりとした食感が得られます。さらに、酵母の働きを助けるモルトや、気泡が出来やすくなるレモン汁を加えることもあります。